ガス衣類乾燥機【乾太くん】購入前に価格と設置の疑問を解決しよう

梅雨時期や雨の日の洗濯物は、乾きにくく生乾きの嫌な臭いの原因にもなります。

そん洗濯の悩みを解決してくれるのが、ガス衣類乾燥機の乾太くんです。

以前に増して最近では人気が高くなっています。

実は、既存住宅で取付けするよりも、新築時で取付けする方が多いのですよね!

これから新築住宅を購入しようと考えている人の中で、乾太くんを検討している人も多いのでしゃないでしょうか。

もちろん既存住宅やリフォームで検討している人も多くいますね。

そんな人気の乾太くんを購入しようと考えていても、いろんな疑問や不安が障害となりなかなか購入に踏み出せなく悩んでいませんか?

実は、こちらの記事では、そんな疑問や不安要素を取り省いて、みなさんに乾太くん本来の魅力をいち早く体感して欲しく書きました。

なぜなら、私は実際に乾太くんをはじめ、住宅設備機器を販売・施工管理をメインにした仕事をしてます。

実際に体験した話しも含めて乾太くんについてまとめてみました。

記事を読み終えると、乾太くんの疑問や不安を解決できたら幸いです。

乾太くんを購入する前に理解しておくべきポイントとは?

乾太くんには5kgタイプと8kgタイプがある

ガス衣類乾燥機の乾太くんには、5kgタイプと8kgタイプがあります。

5kgと8kgの違いは、乾燥容量の違いになります。

大家族で洗濯物が多いなら8kgタイプがおおすすめになります。

5kgタイプと比べると、8kgタイプの方が乾燥時間が長く、ガス代も高くなります。

お父さん、お母さん、お子さん2人の4人家族なら5kgタイプで十分でしょう。

ただし、お子さんのスポーツの衣類や洗濯物がどうしても多くなるのであれば、8kgタイプの方がいいですね。

4人家族なら5kgタイプ。

大家族や洗濯物が多かったりするのであれば8kgタイプ。

迷うなら8kgタイプです。(大は小を兼ねる、このことわざに委ねます)

排湿筒工事っていうものが必要なの?

乾太くん【ガス衣類乾燥機】1年後レポ① | モノトーン×木のおうち

ガス衣類乾燥機の乾太くんは、文字通りガス式の乾燥機です。

乾太くん本体の中でガスを燃料させ、その時に排出される排気と湿気を屋外に排出させなければなりません。

一般的に乾太くんは、洗面所や脱衣所といった屋内に設置することが多いので、屋内に設置する時には必ず必要になります。

屋外やベランダに設置する場合は排湿筒工事は不要になります。

ただし、いくら屋外とはいえ、壁で囲われて排湿できない状況では、排湿筒が必要の場合がありますので注意が必要です。

新築時や既存住宅・リフォーム時に一番注意したい

設置方法|ガス衣類乾燥機(乾太くん)|東京ガス

新築時では現場の工程にあわせて、排湿筒を屋内から屋外に配管します。

その時に、壁に事前に仕込んでおいた壁貫通用の穴を利用して屋内から屋外に配管します。

たかだか一つの穴を事前に仕込むだけなのですが、これをおろそかにすると後に水漏れや建物の構造に支障がでます。

新築ではこういった何気ない工程一つ一つが、業者間で暗黙の了解のようにもなっており工事が進めれているのですね。

ましてや衣類乾燥機を設置する業者さんは、たかだかこの一つの穴を仕込むために現場にきます。

意外とこういう手間ヒマが、お施主さんや建築会社の人には伝わりにくいのが悲しいところなんですけどね。

衣類が縮むことってあるの?

ここはハッキリと言います!衣類は縮みます。

ただし、衣類の生地によって縮みかたに差はあります。

ニットや軟らかい生地ほどよく縮みます。

荒行法ですが、引っ張ったりすると多少は戻りますね。

繊細でデリケートな生地の衣類は、乾燥させるのはオススメできませんね。

事前に衣類のチェックしてから乾燥させてください。

大事な衣類縮んだ!どうしてくれるんだ!

そうですか!説明書にも書いてあるけどね~

そんなクレームは、買った方も販売した方も望んでません。

事前に衣類のチェックはしましょう。

ガス代はいくらかかの?

≪都市ガスの場合≫

一回乾太くん使用時は、ガス代+電気代は52円〜70円くらい。

≪プロパンガスの場合≫

一回乾太くん使用時は、プロパンガスだと93円〜130円くらい。

どこの地域でも、都市ガスよりプロパンガスの方がガス代は高めになっています。

今は電気やガスの自由化により、電気契約・ガス契約をセットで契約できます。

電気とガスをセットで契約することにより、光熱費の節約にもつながりますね。

合わせて読みたい記事がこちら

 ⇒ 光熱費の節約なら電気代・ガス代はセットがお得!

乾太くんの設置する場所の必要スペースは?設置台が必要なのか?

必要なスペースとは?

いくら乾太くんが欲しいからといっても、設置するスペースがなければ元も子もありません。

一般的に乾太くんは、洗濯機の上に設置するパターンが多いです。

洗濯機の上にボンッと置くわけではなく、専用台で洗濯機をまたぐようにして乾太くんを設置します。

乾太くん本体の横幅は、5kgタイプ8kgタイプそれぞれ約65㎝あります。

言うまでもなく、設置するスペースが65㎝以上なければ、いくら乾太くんが欲しくても設置することはできないのです。

そして、横幅がクリアできたら次に高さを確認します。

乾太くん本体の高さは、5kgタイプ8kgタイプそれぞれ68.4㎝になります。

仮に洗濯機の高さが90㎝ならば、90㎝+68.4㎝=158.4㎝になります。

ならば、158.4㎝の高さが確保できれば設置できるじゃん!

と思ったらおお間違えですからね!

乾太くんの専用台には、決められた範囲でしか高さ調整ができません。

横幅の調整もできますが、横幅も決められた範囲があります。

専用台の横幅と高さの可動範囲

ガス衣類乾燥機 乾太くんの専用台は3種類あります。

専用台(高)、専用台(中)、専用台(低)の3種類になります。

専用台(高) DS-80HSF/DS-54HSF

横幅(W) 649㎜~885㎜  約37㎜ごとに7段階の調整が可能です。

高さ(H) 1,150㎜~1,380㎜  約60㎜ごとに5段階の調整が可能です。

専用台(中) DS-80MSF

横幅(W) 649㎜ (調整不可)

高さ(H) 720㎜~950㎜  約60㎜ごとに5段階の調整が可能です。

専用台(低) DS-80LSF

横幅(W) 612㎜ (調整不可)

高さ(H) 517㎜ (調整不可)

新築時に乾太くんを設置する時の注意点は?

一般的に専用台(高)を使用する場合が多いです。

一番低く調整したとして、1,150㎜+684㎜(乾太くん本体高さ)=1,834㎜になります。

関係ないですが、ハリウッドスターのブラット・ピット(183㎝)と同じ高さになります。

この183㎝の高さとは、乾太くん本体の上端部分になります。

私の経験上、この高さで設置できたことはありません。

ここで考えたいのが、洗濯機や洗濯パン、洗濯水栓の位置や高さも確認しなければなりません。

仮に乾太くんの上端の高さが183㎝になるように設置して、いざ洗濯機を設置しようとしたら低すぎて専用台の下に入らない!

洗濯機は入ったものの、洗濯機のフタを開けたら専用台に当たって開かない!

なんてこともザラにあります。

特に新築時での、乾太くんの取付する高さや横幅は洗濯機を考慮して設置したいものです。

ここで忘れてはいけないのが、屋内に設置するときに必ず必要な排湿筒工事です。

乾太くんの排湿筒は、本体上方にあります。

横でも後ろでも下でもありません。本体上方になります。

排湿筒工事の施工のことも考えなければなりません。

この排湿筒工事に必要な寸法は20㎝以上は確保したいのです。

乾太くん本体上端から設置する部屋の天井までの間が、20㎝以上確保したいということです。

この20㎝が確保できないと、排湿筒の工事が困難になり、最悪の場合取付ができないこともあります。

ほとんどの一般住宅は床から天井までの高さは、2.2~2.6mはありますので、取付できないってことはほぼないですけどね。

建築工法や構造により、まれに工事が困難なことがありますが。

ここでは、乾太くん設置に関する高さや横幅や排湿筒工事にことを書きました。

もし、新築時に乾太くんを導入してハウスメーカーや工務店に全て依頼するのであれば工事のことを心配することはありません。

洗濯機を考えておく

新築時に乾太くんを導入して、さらにこだわりの洗濯機を考えているのであれば、建築会社へ洗濯機の型式や種類は伝えてください。

建築会社は、その型式や種類を調べて、適正な乾太くんの高さに設置してくれることでしょう。

よくあるのが、引渡し後に洗濯機を購入して設置できないということです。

もう少し乾太くんの高さを上げてほしいとか、横幅を広げてほしいとか。

施工上可能であればいいのですが、施工不可の場合は洗濯機をキャンセルして買い直すしかありません。

そして、乾太くんの高さや横幅の調整にも別途費用がかかります。

だからこそ、事前に洗濯機の調査が必要になるんですよね。

ネットで依頼?業者へ依頼?どっちが安いの?どっちがいいの?

乾太くんを新築時に導入したり、既存住宅やリフォーム時で取付するにしろ、一番気になるのは価格ですよね。

そりゃ~、安いことにこしたことはありません。

数多くある住宅設備機器のなかでも、ガス衣類乾燥機の乾太くんほど価格の差にバラつきがあるものはありません。

なぜなら、一言で乾太くんといっても、商品と工事の範囲が複雑すぎるのです。

乾太くんを設置するまでの流れです。

1・乾太くん、専用台の商品を準備する

2・乾太くん、専用台の設置取付

3・排湿筒工事

4・ガス工事(乾太くん用のガスコック)

当たり前のように書き出した4つのことですが、乾太くんだけでもこの4つことを誰がやるのかが決まってないことがあります。

特に新築時では、あやふやになりがちなことです。

ここでは新築時での乾太くんの価格を事例を交えて紹介します。

新築時での乾太くんの価格

新築で乾太くんを導入する時は、ハウスメーカーや地元の工務店などに依頼するかと思います。

建築会社は下請けの業者から見積もりをとります。

当然、下請けの見積もりに利益を上乗せしてお客さんへ出します。

細かいひも解くと、乾太くんもその一つです。

ある業者が提出する乾太くんの設置工事の見積金額(例)

・乾太くん本体、専用台 12万円
・設置工事、排湿筒工事 5万円
・ガス工事       3万円

合計20万円

業者は建築会社へ20万円の見積提出

建築会社は業者の利益を乗せて、
お客さんへ25~30万円の見積提出

お客さんは乾太くんは25~30万円なのか~、と知る!

お客さんは何気にネットで乾太くんの価格を調べる。

エッ!!
乾太くん本体が10万円切ってるぞ!
専用台は別売としても、建築会社はボッタくりすぎじゃないかッ!!

商品は自分で用意するので
取付だけやってくれよ!

と、こうなるケースが多いのが現状ですね!


ここで、勘違いしてしまうのが、先ほどからくどいぐらいにいってる、排湿筒工事の存在をお客さんが理解してないことです。

本体の商品はお客さんが用意して、取付は業者が施工する、いわば施主支給品取付。

この施主支給品取付がミソなのです。

さきほどの業者の見積ですが、

・乾太くん本体、専用台 12万円
・設置工事、排湿筒工事 5万円
・ガス工事       3万円

本体はお客さんが用意する。

だから工事代だけなら8万円と思いがちなのです。

施主支給品の取付の場合は、通常の取付工事代よりも2~3割増しになるのです。

それに、これは業者の見積金額なので、建築会社がさらに利益を乗せるので、工事代はもっと上がります。

施主支給品の取付の場合は、業者は 8万円 ⇒ 10万円

建築会社が利益を乗せれば 10万円 ⇒ 13万円になります。

お客さんからしたら、商品は自分で用意したとしても、工事代が上がるとは考えてない人が多いようです。

あくまで、施主支給品の取付がOKな建築会社に限ります。

中には、施主支給品の取付ができない建築会社もありますので事前に確認が必要です。

それにしても、乾太くんは業者の仕入れ価格が本当にバラバラです。

正直価格破壊が起きているといっても過言ではない状況です。

結果的に、金額が高くても、信用と信頼が出来ていれば建築会社に全てお任せしましょう!

1円でも安くしたいと考えているのであれば、ネットで商品だけを購入して工事だけを依頼するのも一つの手段です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
⇒ リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん RDT-54S-SV 乾燥容量5.0kg 都市ガス プロパンガス用
価格:80800円(税込、送料無料) 楽天で購入

ただし、商品が現場の施工に適してない物だったり、安さあまりに型式や種類を間違えないようにしてくださいね。

アルファベット一つ違うだけで、全く違う機種だったことは施主支給ではアルアルのことですので。

当然、違う機種を現場に持っていっても業者は工事しないので本当に注意してくださいね。

合わせ読んでほしい記事

⇒ 注文住宅はハウスメーカーと工務店どっちがいい?比較したい3つのこと

乾太くんのデメリット

人気あるガス衣類乾燥機の乾太くんでも、いいことばかりではありません。

どんなにいい物でも、メリットとデメリットは存在します。

あまり言いたくないのですが、人気の乾太くんにもやはりデメリットはありました。

・ガス代が高い

・初期費用が高い

・工事が意外と大掛かり

・フィルター掃除が大変

・衣類が縮みやすい

・思った以上に圧迫感がある

・設置したら光が入らなく暗くなった

などなど、デメリットは尽きません。

新築時で乾太くんを導入しようとしているなら、洗面脱衣室は広く設計してもらうことを強くおすすめします。

乾太くんのデメリットのなかでも、一番が圧迫感と暗いということです。

洗面脱衣室を少しでも広く設計すれば、圧迫感も解消できます。

いくら窓があっても、洗面化粧台や乾太くんで隠れてしまえば光が入らず暗くなるのは当たり前です。

最近よく見かけるのが、天井の真下にある横長の明りとり(FIX)です。

これがあるかないかで、洗面脱衣室の明るさは全然違いますね。

自宅兼美容室の新築に大人気のガス衣類乾燥機 乾太くんを取り付けました | 株式会社クサネン|滋賀県草津市

既存住宅やリフォームで乾太くんを設置するときも同様なことが言えます。

どんな物でもメリットとデメリットはあります。

あまりデメリットのことばかり考えていてもしょうがないですよ。

デメリットも事前に知ってるか知らないかでも、全然違いますからね。

デメリットよりもメリットの方が上回れば、それはそれでヨシとしましょう!!

まとめ 乾太くんを購入する前に理解しておくべきこと

・乾太くんには5kgタイプと8kgタイプがあり乾燥容量に違いがある

・衣類が縮むこともある

・排湿筒工事が必要

・ガス代が高くなる

・設置スペースや専用台が必要

・洗濯機のことを考えてないといけない

・ネットで安く買っても、取付工事への配慮が必要

・乾太くんのデメリットを理解する

新築や既存住宅やリフォームで、ガス衣類乾燥機の乾太くんを設置するだけで、これだけいろいろと考えなければなりません。

というより、これだけ考えておけば後々のストレスは貯まらないことでしょう。

特に工事が必要な商品ほど、けっこうな落とし穴があるということです。

業者も一から十までの説明はしませんし、お客さんもわからないからこそ知ろうとは思ってもいません。

そんなお互いの溝を、事前に少しでも埋めておけば設置後のストレスはなくなりますね。

なにはともあれ、ガス衣類乾燥機の乾太くんは、

一度使うと手放せない!

快適なガスの力でスピード乾燥!

これが一番の魅力なんですけどね!!

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