上司と部下の信頼関係が崩れる3つの原因と5つの改善策

最近、部下が反抗してくるようになってきた!
素気ない返事をしてくる!
部下との信頼関係が崩れかけてる!
って、心のどこかで悩んでいませんか?
実は、『上司と部下の信頼関係が崩れる3つの原因と5つの改善策』を意識すると、上司と部下の信頼関係は向上します。
なぜなら、上司と部下の信頼関係を向上させるには上司であるあなたにかかっているからです。
目次
上司と部下の信頼関係が崩れる3つの原因と5つの改善策
上司と部下の間に信頼関係があれば、仕事も成果に繋がり意欲的に仕事に取り組めるものです。
でも、一度築いた信頼関係が崩れると、取り戻すのに時間がかかります。
上司と部下の信頼関係が崩れる原因は3つあります。
- 上司が部下に遠慮してる
- 部下が上司をナメている
- 社会がそうさせている
この3つを意識して理解すると、上司と部下の信頼関係は再び取り戻せます。
上司が部下に遠慮してる
上司が部下に遠慮してしまう理由の一つに、ハラスメントがあります。
今どきの若手部下は、そのハラスメントを逆手に取り上司に歯向かう人もいるぐらい。
言いたいけど言えない!
指摘したいけど言えない!
こんなふうにハラスメントを気にして、部下に遠慮してる上司が多くなっている。
おとなしい部下や、気が小さい部下には遠慮せずになんでも思ったことを言える。
ただ、理屈っぽく世間の情報をいち早くキャッチしている部下は非常に扱いにくい。
そんな部下へは遠慮して言うべきことすら言えなくなっていませんか?!
部下に遠慮し過ぎるとどうなるか?
その答えは簡単です。
上司をナメてかかってきます。
部下が上司をナメている
部下が上司をナメてる理由は、言うまでもなく、上司が部下に遠慮しているからです。
部下からしたら、あの上司はチョロいな!と思われているかもしれません。
遠慮して言いたいことや言うべきことすら言ってこない上司は、もはや上司とは思われてないのです。
そして、上司が意を決して言うべきことを注意するものなら、部下はいままでのストレスをはらすかのように、ふてくされた態度で言い返してくるのは目に見えています。
部下に言うべきことを言えず遠慮してしまうと、モラルが破壊されてしまいます。
これは言うまでもなく、逆パワハラでモラハラでもありますけどね。
社会がそうさせている
もはや職場のハラスメントは社会現象でもあります。
メディアでパワハラを取り上げられることも非常に多い。
確かに職場で優位な立場を利用して、部下や後輩に横柄で理不尽な態度をとるのは良くありません。
これが行き過ぎるとパワハラになってしまう。
でも、最近は横柄でも理不尽でもないことでも、なんでもハラスメントに取り上げてしまう人がいる。
仕事では上司が指示したり、指摘したり、時には注意するはごく当たり前にしてあります。
このごく当たり前なことを、さもハラスメントかのように感じる若手社員が多い。
寝坊して遅刻し注意されたり、期限期日に間に合ってなく指摘された!
これらを言い訳して、
『朝が起きれない病気なんです』
『期限期日の設定がおかしい』
こんなことを言う人もいるぐらい。
ここまでくると理解不能です。
ハラスメントを取り上げ過ぎたせいで、なんでもかんでもハラスメントと言えば回避できると思っているのかもしれません。
これは紛れもなく、社会とメディアがそうさせてしまったのです。
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上司と部下の信頼関係を深める5つの改善策

上司と部下の信頼関係を深めるには、上司が意識してやらなければならないことがあります。
- 部下の話しはしっかり聞く
- 部下に仕事をまかせっきりにしない
- アレコレ干渉しない
- ある程度のことは目をつむる
- 遠慮せずに言うべきことは言う
この5つを意識して改善すると、上司と部下との信頼関係はより一層深まります。
部下の話しはしっかり聞く
部下からしたら、親身に相談に乗ってくれたり、何気ない気遣いをしてくれたり、仕事のフォローをしてくれる上司は頼もしく信頼もできる。
部下が1番してほしいこととして、相談したりわからない事を聞いたときには、しっかりと話しを聞いてほしいのです。
話しを聞いた上で適切なアドバイスがあれば、部下は納得して仕事を進められるようになる。
これを適当に聞いたり素気ない態度で接すると、いずれ部下は相談をしたくなくなる。
部下の相談に限らず人の話しは最後まで聞ける人になってほしい。
話しの途中で、会話を被したり否定する人がいますが、正直こういうタイプは上の立場に立ってはいけない人。
もしこういうタイプが上の立場にいるのなら、明らかに会社の人選ミスといえます。
部下に仕事を任せっきりにしない
部下に仕事を任せられるようになれば、それほど頼もしい部下はいないはず。
でも、任せる仕事量と負担を考えなければなりません。
部下からすれば上司の頼み事は断れない。
それを逆手に取り、なんでもかんでも部下に任せるのはどうかと思います。
経験のため勉強のためにいろんな業務を体験してもらうのはいいが、面倒なことややっかいな業務を丸投げするのはダメです。
部下も最初は快く引き受けてくれても、いずれやらされてる感になってしまい、相乗効果は生まれません。
アレコレ干渉しない
部下に仕事を任せたとき、上司はアドバイスのつもりかもしれないがアレコレ口出しすると部下は混乱する。
わからないことや疑問は聞いてきます。
その時に的確なアドバイスをすればいい。
なんでも途中で口出しされたり、ちょっかい出されると誰だって嫌な気持ちになりますよね。
一度任せた仕事はアレコレ干渉せず、部下に考えて仕事を進めてもらうように影から見守るぐらいがちょうどいいのです。
ある程度のことは目をつむる
部下に仕事を任せると、必ずといってほどミスや失敗はします。
そんなミスや失敗を、
『何でミスった?!』
『確認してないから失敗するんだぞ!』
と、怒鳴り散らかす上司もいるぐらい。
そんな怒鳴ってるあなたも最初から上手くできたわけではありませんよね?
誰だってミスや失敗はするもの。
人はミスや失敗を経て成長します。
ミスや失敗の経験が今後の糧にもなります。
そういうつもりで、多少のミスや失敗は目をつむるのが部下の成長にも繋がります。
遠慮せずに言うべきことは言う
上司が部下に遠慮すると、いずれ部下にナメられる。
ナメられるとどうなるか?
単純に言うことを聞かなくなる。
こうなっては上司と部下の関係どころか、人としてお互いが生理的に受け付けたくなくなる。
最初が肝心です。
部下がミスや失敗をしたら、上司は正しい方向へ導いてあげる。
間違った言動や横柄な態度が目立つなら、毅然として注意したり指摘する。
上司が部下に遠慮することが、なによりも信頼関係が崩れる原因になります。
部下として人として間違いを正してあげる。
時には厳しく注意する。
成果を上げたら共に喜ぶことも必要です。
悩んでいたり迷っているときは道しるべを示してあげなければなりません。
人が本来持っている、
・マナー
・思いやり
・サービス精神
この3つを遠慮したり怠ると信頼関係は崩壊します。
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まとめ 上司と部下の信頼関係が崩れる3つの原因と5つの改善策
何ごとでもそうですが、まずは動いてみないと何も変わりません。
じゃあ、本記事で紹介した『上司と部下の信頼関係が崩れる3つの原因と5つの凱善作』を意識して実践するタイミングはいつか?
その答えは、今すぐ行動が一番の正解です。
信頼関係が崩れる3つの原因を理解して、5つの改善策を意識して実際に実践すると少し負荷がかかるかもしれませんが、より良い譲氏と部下の関係を築くにはには、歯を食いしばることも大切です。
まずは行動して、そして動きつつ考えてみよう。
是非この機会に行動できるよう前進あるのみです!
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