社畜から脱出するには自分が社畜だと認めること

社畜の人の一番の問題は、自分が社畜だと気がついてないことなんですよね!
まさか自分が社畜だなんて!
残念ながらそのまさかなんです!
目次
あなたは社畜ですよ
社畜とは会社に飼いならされた家畜からきてるのはご存じの通り、会社+家畜の造語です。
一度社畜になってしまったら、抜け出すことなんてそう簡単にはいきません。
なんせ自分では社畜とは思ってもいないので、もう本当に他人事のように考えている人もいるぐらいです。
『あなた社畜ですよ!』
と言われない限り気づかないのが社畜そのものなんです!
1秒でも早く自分は社畜だと気づいて、1秒でも早く社畜から脱出しなければ、あなたの未来は終ったといってもおかしくない!
大げさに聞こえるかもしれないけど、社畜であることによって自分はもちろんのこと、周りを巻き込んでしまうぐらい社畜にはすっごい大きな負のパワーがあるんです!
自分が社畜と気づいていなければ、どんな人が社畜なのか?どんなことをやってるのが社畜なのか?
社畜OBの私が、社畜とは何かを例にあげて伝授します。
思い当たることがあっても決して逃げずに、心を閉ざさずに見てください。
今ここで社畜ということを認めれば、後々ラクになります!
『俺はそんなことはない!』
『俺は社畜なんかじゃない!』
自分にウソをついてまで無理することはありませんからね。
社畜に変身
社畜の人ほど自分が社畜だということに気づいていません。
気づいたとしても、気づかないフリをしたくなるのも無理はありません。
なんせ社畜という言葉を聞いただけでも、なんか嫌ですよね!どこかバカにされているように思えますね!
そう、それが社畜のイメージなんです。イメージというかそれが現実でもあります。
社畜には2つの種類がある
一つ目は、平社員の弱虫な社畜です。
二つ目は、中間管理職やプレイングマネジャーのような立場の人が鬼のような社畜です。
まずはあなたが置かれている会社の状況で考えてみてください。
平社員が弱虫社畜に成長してしまう原因は?
これは会社に入社した時点で、社畜になるかならないかが決まってきます。
会社の社風や環境次第なんです。
新入社員や平社員は自分より立場の上の人しかいません。
結果的に上司や先輩のいいなりになって、なんでもかんでも業務をやらざる負えない状況になります。
断ることもできず、意見を物申すことなんて考えれない!
確かに新入社員の時は、何もわからないのでいろんなことが勉強になります。
でも、それをいいことに仕事を押し付けられることがありますね。
仕事を押し付けられて、どんどんと仕事が溜まっていき帰るに帰れない状況になるのです。
上司や先輩にわからないことを聞こうとしても、タイミングが合わず聞くに聞けない状況になったりもします。
タイミングを間違えると、
『そんなこともわからないのか!!』
『今忙しいから後にしてくれッ!』
いやいや正直わかる訳ね~よ!
これあんたの担当の仕事だろッ!!
そんな怒りの気持ちがあるうちはいいが、そのうちだんだんと委縮してしまうのです。
新入社員や新人の人はこの記事も参考にしてください。
⇒ いまどきの新入社員へ告ぐ!悩んでるヒマあったら時代の先読みしろ!
委縮すればするほど、何気ないことすらも聞けなくなり、最終的には言葉と意見を失った奴隷になってしまう。
そういった負の連鎖が一つ一つ積み重なっていくと、立派な弱虫社畜の始まりなんです!
押し付けられた仕事でもなんなくクリアできる人
押し付けられた仕事でも、なんなくクリアできれば社畜へと迷い込むことはありません。
なんなくクリアできる人とは、能力が高いわけでもなく、知識が豊富でもない。
なぜ、能力が高いわけでもなく、知識が豊富でもないのに、なんなくクリアできるのでしょうかね??
それは彼らは特有の武器をもっているからです。
それは『ずる賢さ』です!!
この『ずる賢さ』というのは、鍛えて上がるものではありません。
その人その人の環境が物語っているのです。
この『ずる賢さ』を持ち合わせている人は、
学生時代に体育会系で育ってきた人や、兄弟姉妹がいる家庭では次男・次女以下の人に多いです。
特に体育会系ですとやはり縦社会というのが定番です。
先輩に気に入られたい!目を付けられないようにやる!とにかく無難にやる!一生懸命になる!
そんな環境にいれば自然と先輩との接し方を覚えるものです。
だから社会に入っても、縦社会は学生の時の延長として上司や先輩との対応もクリアできるのです。
『先輩!時間あるときに教えてください!!お願いしやすッ!!』
『先輩!今日のランチ一緒にいきませんかッ!!』
っていう、独特な体育会系の対応があります。
こんな体育会系の感じでハッキリと言われれば、上司や先輩も対応せざる負えませんよね。
でも中には体育会系を苦手としてる上司や先輩もいるので注意が必要です。
次男・次女以下の人に多い『ずる賢さ』とは?
家庭環境にもよりますが、中学・高校生にもあると誰だって反抗期があります。
家庭にもオリジナルなルールがあります。
その家庭のルールや規則を破るのは決まって長男か長女ですよね!!
そして怒られ注意され叱られます。
次男・次女以下は、影ながらそういった長男長女の怒られ注意され叱られている姿を見てます。
その姿は心に刻まれてます。
だから自分は絶対にやらないようするのです。
もし仮に同じようなことをやっても、意外と親は長男長女に叱ったような感情は薄れていくのです。
だから社会でも人がやってダメなことは自分は絶対にしないように注意するのです。
そういった防衛本能が自然と身についているのです。
でも家庭によっては次男・次女以下が家庭のルールを破ることも多々ありますけどね!
この『ずる賢さ』を身につけることができれば、社畜とは無縁の人生を送ることができますね。
中間管理職やプレイングマネジャーが鬼のような社畜となる
20代後半から30代に多い鬼のような社畜とは?
会社では中間管理職やプレイングマネジャーが一番多く社畜になっているのです!!
特に若い世代の20代や30代で中間管理職やプレイングマネジャーになっている人が一番社畜に多いのです。
体力もありアイデアもあり、一番ノリに乗っている世代といってもいいぐらい。
結婚して子供が生まれ、家庭環境も変わり、夢のマイホームを購入!!
より一層仕事に力が入りますね!!
そして自分が中間管理職やプレイングマネジャーともなれば、もう仕事に全エネルギーを注ぎたくもなるのですよ!!
子供が生まれて早く家に帰って、家族との時間を大切にしたい!
最初はそう考えていたけど、だんだんと仕事が忙しくなるにつれ帰宅時間も遅くなる。
週に1回くらいの残業が2回3回と増えていき、気がついたときには毎晩のように残業で深夜の帰宅も日常化!
誰もそこまで求めていない必要以上な仕事への責任感が日に日に増して、そのうち度々休日も出勤するようになり、残されたのは嫁さんの愚痴と子供の泣き声!
ハァっとして、振り帰ってみると、
・毎月100時間以上の残業は当た前
・休みでも休日出勤
・中間管理職やプレイングマネジャーならではの、どれだけ働こうが役職手当しかもらえない現実
・たまの休みは寝て過ごすしかない悲しい休日
・仕事に恋をしてしまったことより、部下や後輩からの信頼信用が全くない
・家庭を顧みず、家族との時間より仕事の方が大事だと勘違いする始末
もうここまでこれば立派な社畜です!
そしてこれ以上突っ走ると鬼のような社畜と化すのです!
鬼のような社畜と化したら最後、誰も止めることはできなくなるのです。
社畜に気づけばあとは脱出するのみ
最初に言いました、社畜の人の一番の問題は、自分が社畜だと気がついてないことなんです!
一日でも早く自分が社畜だと気づけば、あとは社畜から脱出するのみ!
社畜とは会社に飼いならされた家畜のような奴隷でもあります。
『仕事を頑張っているのは、会社のためでもなく自分のため家族のために今頑張っているんだ!!』
こんなことを思う人こそ、社畜そのものの考えですからね。
自分のため家族のためなら、早く帰ってリラックスして健康管理に努めなさい!
家族のためなら早く帰ってたまには家事を手伝いなさい!
たまの休日は休日出勤せずに家族サービスをしなさい!
仕事は食うため生活のための手段にしかないのです。
どれだけ必死になって働いても、この先昇格や昇給もそこまで期待できたもんじゃない!
仕事に依存し過ぎても喜ぶのは経営者だけです。
自分だけは社畜ではない!
自分に限って会社にいいように使われているわけではない!
残念ながら、そういう人は完全に社畜であって、会社からいいように使われています。
でも誰も教えてくれませんし、誰もあなたのことをそこまで気にしてません。
あなたが社畜になろうが、毎晩残業しようが、休日出勤しようが、家庭が上手くいってなかろうが、
あなたに関係のない人はあなたがどうなろうが知ったことではないのです。
鬼のような社畜生活から脱出したいなら、こちらの記事も参考にしてみてください!
⇒ 社畜から脱出したいなら『孤立』することをオススメします!
唯一味方となってくれるのは家族ぐらいです。
でもそんな唯一味方の家族もあなたの社畜ぶりに愛想が尽きたら離れていくかもしれません。
それだけはなにが起きても避けて通りたいです。
だから一日でも早く社畜だと認識して、今からでも社畜から脱出しよう!
社畜から脱出して、本当の自分のため家族のために時間をつくしましょう!
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