言うことを聞かない部下へ3つの効果的な対処法

『言うことを聞かない部下に何を言っていいのかわからない』
『部下の反抗的な態度や言動に耐えられない!』
そんな悩みを抱えてませんか?
言うことを聞かない部下はさまざまですが、悲しいことに多くの部下を持つ上司が指摘できずに悩んでいます。
そんなあなたに必要な対処法は、下記の通りです。
- 自信を持って強気に対応する
- かまわない
- 言われて変われる人はなかなかいないと思え
目次
言うことを聞かない部下へ3つの効果的な対処法

言うことを聞かない部下への対処法は、
・自信を持って強気に対応する
・かまわない
・言われて変われる人はなかなかいないと思え
この3つが、言うことを聞かない部下への悩みを解消します。
自信を持って強気に対応する
普段から強く言えなかったり遠慮してると、そのうち部下は言うことを聞かなくなります。
その結果、部下に存在を軽視される。
強気に対応できない理由は、自信がないのと社会がそうさせたハラスメントが引っかかってるだけでしょう。
部下に指摘して言い返えさせられたらどうしよう?
パワハラとかで訴えられたら怖い!
もしこんなことを考えて、部下に言いたいことが言えない上司であるあなたは今すぐにでもその立場を降りてください。
そして、部下と同じ役職もしくは平社員になって言いなりな人生を送ってほしい。
言うべきこと、伝えるべきこと、注意しなきゃいけないこと、これらを実践するのが上司です。
自信を持ってやるべきことをやれば、言い返えされることもパワハラになることもありません。
そんな心配をしているなら上司としての発言は弱くなってしまいますからね。
ただし、強い言い方や態度には気をつけましょう。
かまわない
言うことを聞かない、不貞腐れる、態度がデカい、そんな部下に手を焼いている上司は多い。
こういった部下の心理は、
・認められたい
・自分だけが忙しい
・俺ってすごいでしょ!
まあ、こんな感じで思っているから態度が悪くなる部下がなんと多いことやら。
そんな部下には、「かまわない」という気持ちで対応するのがいい。
態度が横柄な部下一人を特別扱いする必要はありません。
むしろ、しっかりやっている部下にしっかりとした対応にシフトチェンジしましょう。
そんな態度の部下は、いずれ改心するかもしれないが、そのうち会社辞めて転職していく。
言うことを聞かない部下へエネルギーを持っていかれるぐらいなら、「かまわない」気持ちで放っておくのも一つの手段です。
このさき損するのはその本人なんですから。
言われて変われる人はなかなかいないと思え
言うことを聞かない人に「言うことを聞け!」と言っても、言うことを聞かないでしょう。
いくら上司と部下の関係といえど、言われて変われる人はなかなかいません。
だから、言われて変われる人はなかなかいないと思った方が気がラクになります。
部下が言うことを聞かない人の原因

言うこと聞かない部下はなんらかの原因があります。
部下にも原因があるが、上司であるあなたにも原因があります。
部下に存在を軽視されている
上司が部下に存在を軽く見られている場合があります。
普段の上司の言動がそうさせていることも。
・口ばかりで動かない上司
・年だけとった無能な上司
・自分のことしか考えていない上司
これでは部下どころか周りの人から軽視されるのも時間の問題です。
部下との信頼関係ができていない
信頼関係ができていないほど上司と部下の溝は深まるばかり。
信頼関係が崩れる原因は、
・期日期限を破る
・自分のメリットしか考えていない
・他人任せ
誰だって、言ってることとやってることにズレを感じれば信頼どころか不信感すら生まれる。
こういったことが日々ストレスになり信頼関係は崩壊します。
信頼関係を築くには、定期的な個人面談やコミュニケーションを増やすことが望まれます。
会社に不満を持っている
部下が言うことを聞かなくなってきたら、会社に不満を持ち始めた前ぶれでもあります。
・こんなにやっているのに給料が上がらない
・自分だけ頑張っている
・自分は能力があるのに認められない
こんなことを勘違いする部下は後を絶ちません。
ほとんどの人が入社2~3年目に一度は通る勘違い野郎の時期に突入します。
■こんなにやっても給料が上がるはずはない!なぜならやっと人並みの仕事ができるようになったから。
■自分だけ頑張っているわけがない!周りを見てみろ!お前より頑張って辛い思いをしている人は数え知れないから。
■自分は能力があると決して勘違いするな!お前より能力がある人は無数にいるし、バカにしている上司はお前よりはるかに知識と経験値は雲の上の存在だから。
会社に不満を持って勘違い野郎の時期に突入した証拠でもあります。
部下が上司の指示を聞かない理由

大きくは下記の理由があると考えられます。
部下の性格自体に問題がある
いくら部下や後輩とはいえ、上司や先輩に指示命令をされることを嫌う人がいます。
・何で俺様が指示されなきゃならないの?
・何でいちいちそんな指図されるの?
・俺を誰だと思ってんの?
心のどこかにこんなことを思っている人は少なからずいます。
こういった人は、生まれ育った環境や性格自体に問題があることも。
なんでもないことで急に逆ギレしてきたりする輩社員もいるぐらい。
とはいえ、当然こんな輩では社会で生きていけません。
でも、強がってしまい反抗的な態度をとることしかできない。
もしこんな人が部下や後輩にいるのなら、一刻も早い段階で改善させる必要があります。
改善できないとどうなるか?想像通り職場のモラルは崩壊して仕事どころではなくなります。
部下が保守的で言われたこと以外やりたくない
輩社員の反対で無機質な人もいます。
ゆとり世代、Z世代に関わらず以前から無機質で保守的な人は存在している。
・言われてないからやってません。
・教えてもらってないからできません。
こんな感じの無機質で保守的な人は職場に必ず1人は存在します。
こういった人は逆に、言ったことや教えた業務は全うし期限期日は守る。
淡々とした作業をする人には向います。
仕事をつかみ取りにいける人、淡々と作業する人を見極めることでその人に合った業務や担当が決まります。
人によっては想像を超える成果をもたらしてくれる人もいるぐらいですからね。
適材適所を見極めるのが上司の役目です。
上司へ不満がある
会社に不満を持ってるいると同時に上司にも不満を持っている部下は多いです。
部下は上司を選べません。
逆に上司も部下を選べません。
人間なので完璧な人はいないということに気がつけば、不満は軽減できます。
『なにかあったらなんでも言ってね!相談に乗るから』
『はい!じゃあ上司のあなたに不満があるのですが、どうすればいいですか?』
こんなこと言えないですが、意外と身近な部下や後輩ほど上司であるあなたに不満を持っていることもあります。
だからといって、好かれようとしてはいけません。
むしろ嫌われようとした方が部下の不満は解消されることもあります。
なぜなら、上司であるあなたの優柔不断なところが不満の根源かもしれませんから。
嫌われるぐらいハッキリと堂々と接すればいいだけのこと。
生意気な部下の特徴

生意気な部下は独特な特徴を持っています。
それゆえにたくさんの不満もため込んでいる。
- 指示される仕事が面白くない
- 他人をなめている
- 上司の言うことを聞かない
こんな感情と不満が入り混じっているのです。
指示される仕事が面白くない
能力が高く意欲のある部下にとって同じ様な単純作業ばかりさせられているとうんざりもする。
こういう部下には能力を伸ばせる困難な業務をやってもらった方が能力を発揮することもある。
いきなり困難な仕事を任せるとやる気をなくすことがあるので、本人の希望を聞きながら新たな仕事をやってもらうと部下本人の成長と意欲アップにつながります。
他人をなめている
生意気な部下の特徴の一つに「他人をナメている」こんなことがあります。
「これってやる意味あるんですか?」
「あれって効率悪いですよね!?」
と、文句ばかり口にして実際にやってみようとしない。
自分に都合が悪くなると不貞腐れたり、反発したり、横柄な態度を平気でする。
パワハラを盾に言いたい放題の部下もいますが、対処法を間違うと生意気さがますますエスカレートして手に負えなくなる。
上司の言う事を聞かない
生意気で実害のある部下の特徴に、「上司や先輩の言うことを聞かない」ことです。
まるで子供かのように、「嫌い・ムカつく・意味わからん」といった感情をむき出してくる。
チームの輪が乱れ、最悪は職場全体のモラルをも乱してしまい職場環境が崩壊することも。
生意気な部下に悩まされているのは、上司であるあなたにも問題があります。
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言うことを聞かない部下への接し方

- 意識的に褒める
- 注意とフォローを上手に使う
- 適切に突き放す
この3つを実践すると部下の言動が少しずつ変化してきます。
意識的に褒める
問題を改善したり成果が上がった時は、思いっきりホメるようにしましょう。
どんなに生意気な部下でもホメられたら嬉しいもの。
ただし必要以上にホメたりすると勘違いする人がいるので注意が必要です。
ホメることがない場合は、
「こうしたら良くなるよ!」
「こういう案はどう?」
と歩み寄ることも大切ですね。
注意とフォローを上手に使う
自分が生意気だと自覚している部下にはためらわずに叱ってあげましょう。
ここで叱るか叱らないかためらうことほど部下の成長は止まります。
悪いことや間違った時には注意したり叱るべき。
子供に叱る時と同じように、部下にも同じように接する。
ここの判断を誤ると、他の人に示しがつきませんから。
叱るときは声を荒げずあくまでクールに叱ることがポイントです。
愛のムチで𠮟ってあげれば、いつかきっとわかってくれることがあります。
ミスや失敗したときはしっかりとフォローしてあげましょう。
適切に突き放す
組織の方針や指導に対して、言うことを聞かない人や非協力的でルールを守らない人は、あえて突き放すことも大切です。
ただ、突き放すと言っても、
・強い言葉で叱責する
・情報を伝えない
・無視する
ことではありません。
いくら部下でも
・必要以上に関わらない
・新たな仕事を任せない
・賞与額で差をつける
これが最終手段でしょう。
「新たな仕事を任されない」というのは承認欲求が満たされず何年たっても、同じことしかできない、給料は増えないってことになります。
会社は人を育てる場でもありますが、教える側と教えてもらう側が一致しなければなにも始まリません。
・自己中
・まがまま
・自分は特別な存在
・もっと認めてほしい
・アイツは上司として認めない
こんな人はとても教えてもらう態度なんて持てるはずがない。
なによりこんな人に教えたくもないし、そもそも同じ職場にいるだけでストレスがたまってしまうもの。
もしこのような勘違い野郎で輩な部下がいるのであれば、一日でも早く改善させるか退職してもらうかのどちらです。
お互いにとってプラスにはなりませんから。
「突き放す」とは、このどちらかを選択した時に出てきます。
言うこと聞かない部下への対処法

言うこと聞かない部下は、勘違い野郎か上司であるあなたをナメているかのどちらかです。
特定の上司の言うことを聞かない部下への対処法①
・この人の言うことは聞かない
・この人の言うことは聞く
人によって言うことを聞いたり聞かない時は、ほとんどの場合あなたは部下からなんらかの事情でナメられていることになります。
このナメられているなんらかな事情とは、
「主任のクセに、たかだか係長のクセに」といった、役職そのものを下にみている場合がある。
あなたが課長になったり、部長にでもなれば言うことを聞くことがある。
つまり、役職によって人を選んでいるのです。
だからこういった部下は、あなたが昇格して役職が上がらない限りナメてくることでしょう。
特定の上司の言うことを聞かない部下への対処法②
あなたがどんなに昇格しようが言うことを聞かない部下はいます。
これはもはや相性の問題です。
どれだけ歩みよろうがお互い生理的に受け付けないのです。
上司であるあなたが異動するか?
生意気な部下を異動させるか?
対処法は二社一択です。
特定の上司の言うことを聞かない部下への対処法③
なにをやっても部下との関係が上手くいかないことはマレではありません。
勘違い野郎の部下が蔓延すれば、いずれ新入社員も悪手に染まります。
勘違い野郎が増えれば会社は近い将来成果どころか存続すら危ぶまれる。
部下が上司との人間関係にストレスを感じて会社を辞めたい!
そんな話しはよく聞きます。
実は、反対に部下にストレスを感じて会社辞めたいと思っている中高年の管理職の人も多いのです。
特定の上司の言うことを聞かない部下への対処法④
部下にストレスを感じて会社辞めたいと思っている中高年の管理職の人。
そんな人は早く見切りをつけて転職した方が賢い生き方ができます。
仕事では成果を上げるために業務に集中したいもの。
それが勘違い野郎の部下のせいでストレスを溜めこんでいては元も子もありません。
会社の経営方針はわかっているものの、もはや会社に勘違い野郎にお灸をすえてもらうことは期待が持てない。
ならばいっそうのこと転職して集中できる職場環境にいきたいのが現実です。
今や転職は当たり前の時代です。
転職は若手の方が有利と言われますが、実は経験豊富な中高年の管理職の人の方が転職には有利なんです。
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経験豊富な中高年の人は転職に有利になります。
おすすめの転職サイトで希望の職種や業種を下調べしておきましょう。
今の年収を上げることだって十分可能です。
いまの時代の転職はそういうものですね。
転職サイトは無料で登録できるものばかりなので、登録すれば企業情報をメールで好きなときに確認できます。
これが転職サイトに登録するメリットです。
まとめ 言うことを聞かない部下へ3つの効果的な対処法
何ごとでもそうですが、まずは動いてみないと何も変わりません。
じゃあ、本記事で紹介した『言うことを聞かない部下へ3つの効果的な対処法』を実践するタイミングはいつか?
その答えは、今すぐ行動が一番の正解です。
・自信を持って強気に対応する
・かまわない
・言われて変われる人はなかなかいないと思え
特にこの3つを実際に実践すると少し負荷がかかるかもしれませんが、より良い職場環境を目指すには、少し歯を食いしばることも大切です。
まずは行動して、そして動きつつ考えてみよう。
是非この機会に行動できるよう前進あるのみです!
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