転職後に辞めた会社から呼び出された!引継ぎのトラブル回避する方法

転職して新たな会社で再出発!
新鮮な気持ちで頑張っていこう!
そんな時に辞めた会社からの上司からプライベートの携帯に着信履歴が.....
何だろうと少し不安な気持ちを抑えつつ電話してみると、
なんと!
辞める前に引継ぎした業務でトラブルが起きたとのこと。
『当時の話しを聴きたいから会社にきてくれないか?』
はぁッ!?
何で俺が!?
転職すると辞めた会社との間でこういった引継ぎによるトラブルがよくあります。
転職する前の残務処理や、引継ぎによる辞めた会社とトラブルにならないような対策をしっかりと考えていかなければなりません。
そして、これから転職を考えている人は辞める前にやっておくべき残務の引継ぎが必ずあるのです。
引継ぎが上手くいくかいかないかで、新たな転職先で辞めた会社のことで悩まなくて済むのです。
私は転職して辞めた会社から引継ぎのトラブルに巻き込まれました。
しかも辞めてから1~3年の間に2回巻き込まれました。
その時の対処法と解決した体験をもとにまとめた記事になります。
現在、辞めた会社との間でなんらかのトラブルに巻き込まれていたり、これから転職を考えている人に残務の引継ぎの参考になれば幸いです。
目次
辞めた会社の引継ぎによるトラブル
転職したり、退職する前には、必ずといって残務の引継ぎがあります。
この引継ぎが上手くいくかいかないで後に厄介なトラブルに巻き込まれることもあります。
転職して辞めた会社とのトラブルで一番多いのが、引継ぎが上手くいっておらず業務上の問題が発生してしまうことです。
その業務上の問題が起きると、当時の担当者に聞かないとわからないことがあったりして、要するに欠席裁判が始まります。
欠席裁判が始まればすでに会社を辞めたあなたに矛先が向き始めるのです。
会社の体質にもよりますが、業務上の問題が発生したとしても辞めた人を呼び出したり、辞めた人に事情を聴いたりすることはほとんどしません。
もし、問題が発生して辞めたあなたを呼び出すような会社ならば、あなたは見る目があります。
そんな業務の問題ごときで辞めた人を呼び出さないと解決できない、そんなショボい力量しかない会社は辞めて大・大・大正解!!
辞めた会社の残務の引継ぎによるトラブルが発生したとして、あなたが辞めた会社から呼び出されたり事情を聴きたいからきてくれと言われても
行く必要は全くもってないのです。
『もう私は関係ないので一切連絡しないでください!』
と言ってもいいです。
それか、電話を無視してもいいです。
あなたにとって辞めた会社の問題なんて正直どうでもいいことなんですよね!!
だから行く必要もなければ連絡をとる必要もないのです。
そんな辞めた会社のことで時間を費やすほど無駄なことはありません。
世の中の法律でも就業規則でもそうなってます。
だだし、あなたがどうしても引継ぎトラブルに巻き込まれて納得いかないのであれば
辞めた会社に物申すことも有りかと思いますね。
私が体験した辞めた会社での引継ぎトラブルの事例を一つ紹介します。
辞めた会社の引継ぎトラブル事例
私が転職してから半年が経とうとしてた頃、辞めた会社の元上司からプライベートの携帯に着信がありました。
何かなと少し不安な気持ちで折電してみると、辞める間に引継ぎした業務で問題が発生したとのことでした。
引継ぎした担当者が取引先の人を怒らせてしまい、怒った取引先の人が辞めた私と連絡が取りたい!
辞めた私じゃないと話しをしたくない、という内容でした。
正直何が起きているのか理解不能な状況が起こってました。
私の記憶では、その取引先の人は義理と人情に大変熱い人であり、正直とっつきにくい性格ではあるが筋を通せば話しがわかる人でもありました。
何をやって何を言って怒らせたかはわかりませんが、辞めた会社の元上司のお願いもあってなくなく私がその取引先の人へ連絡を入れることになったのです。
いざ電話してみると、世間話しや転職先で頑張っているかなどのたわいもない話しで始まり、引継いだ後任者のグチやダメ出しを少し聞いて、
なぜか今回怒らせたことについても軽く謝罪をして事なき得ました。
たった電話一本で解決したのです。
怒らせた内容なんていうのは本当に大したことではなく、連絡を怠っていて、そのうちに連絡することすら忘れてしまい、催促の連絡が入っていたにも関わらず
今さら連絡が取りずらくなり後手後手にまわっていたのが原因とのこと。
たったこんなことが原因で会社を辞めた私が連絡をするハメになったのです。
辞めた会社の後任者(辞めた会社の部下)はもちろんのこと、元上司の人としての器が今回のこの電話一本で全てが見えました。
そして、月日が流れさらに1年後にまた元上司からプライベートの携帯に着信が入ってました。
その時すでに会社を辞めてから1年と半年が経っていたのです。
会社辞めてから1年半が経つのにまだ連絡が来るか!?
憤りと少し怒りをも覚えてた記憶もありますが、無視してやり過ごすこともできましたが、なぜか胸騒ぎがしたので折電してみました。
なんと、その怒らせてしまった取引先とその後に金額の折り合いが合わず入金がなく、裁判を起こすかもしれないとのことでした。
当時の経緯などを弁護士と打合せするから弁護士事務所まで一緒に行ってくれないか!
という内容の連絡でした。
ここまでくるとあっぱれです!
これこそ後任者の怠慢によるトラブルなのに、辞めて1年半も経つ辞めた私によく電話できたもんだと感じてました。
今思えばこんな人(元上司)の下で俺は働いてたんだと、もう哀れな気持ちと子を思う親心的な感じで元上司が映ってましたね。
言い方悪いですが、ダメダメの元上司にどこか男気が働き一緒に弁護士事務所にいくことになりました。
元上司が持参してきた書類には私が作成した当時の書類もありました。
その書類を見た瞬間に当時のことを思い出すのに時間はかかりませんでした。
話しをずっと聞いていた時にわかったことが何点出てきました。
・取引先はお金を払う気はあるということ
・後任者の怠慢により末端の顧客への納期が遅延して迷惑がかかったこと
・取引先から請求書を送ってほしいと依頼があったのも関わらず事務処理の遅延により請求書がずっと送れてなったこと
・さいさんの催促によって届いた請求書の金額が契約金額と全く違う金額だったこと
ピンときた人もいるかもしれませんが、
取引先はこれだけいろいろあったから、契約金額から迷惑料として何%値引きしないと納得いかないということです。
約2時間の打合せが終わり最終的に弁護士から言われたのが、
『裁判するにあたりキーマンになるかと思って来てもらったのですが、あなたは(私)今回の件は関係ありませんでしたね。』
元上司と私は弁護士事務所から出て、元上司からは
『ごめんね~わざわざ来てもらったのに、また何かあったら頼むね~!次行くとこあるから行くわ~!』と、唖然として元上司を見送りました。
有料パーキング2時間分(30分/200円)800円を支払い私も帰りました。
その後どうなったかは知る由もないですが、もうどうでもいいことですね。
ダラダラと話しましたが、
辞めた会社のことで男気があろうがなかろうが、ついつい出向いてしまったり、言われるがままに行動してしまうと
残るものは不満とストレスと無意味なパーキング代800円の損失しかありません。
だから辞めた会社から呼び出されようが、引継ぎが上手くいかずトラブルが起きようが知ったことではないのですよ!!
辞めた会社から依頼は堂々と断って、電話は無視しましょう。
あまりにも酷い対応や嫌がらせを受けるのであれば、それこそ弁護士事務所へ相談しましょう。
本来、弁護士事務所へはそういう時に行くものですからね。
引継ぐ人・引き継がれる人
転職や会社を退職する前には、社会人としてやらなければならないのが引継ぎです。
この引継ぎがいい加減になってしまうと、引継ぐ人も引継がれる人もどちらも迷惑がかかります。
会社を辞める人は1日でも早く業務の引継ぎをして身を軽くしたいのは当然ですが、
引継ぎをしてもらう人のことも考えて慎重に進めなければなりません。
引継ぎは書面や電子化すること!
早く引継ぎしたい一心で、引継ぎしてもらう人のことを考えないとそれこそいい加減な引継ぎになってしまいます。
引継ぎする時には、業務ごとに必ず書面と電子データで残すのがいいでしょう。
一番ダメなのは、口頭での引継ぎです。
後に言った言わないと面倒なことになるので必ず書面に残しましょう。
書面も紛失することがあるのでPDFや電子化して残しておくこともおすすめします。
引継いでもらう人は、普段の通常業務に加えて引継ぎ業務があるということを理解してあげるだけで、気遣いとサービス精神が生まれます。
業務負荷が増えるので誰が見ても分かりやすいシンプルな資料にまとめて引継ぎしましょう。
引継ぐ人と引き継がれる人は境遇が全くもって違います。
いわば去っていく人残る人ということです。
『飛ぶ鳥跡を濁さず』とこわざがあるように、去る時は身の回りの整理整頓はきちんと整えるのが大事です。
そして引継ぎされる人は、大変なのは承知のうえで責任を持って引継ぎしましょう。
どうしても引継ぐ人、引継がれる人の感覚はズレが生じることが多いです。
引継ぐ人は早く自分から手放したい、引継がれる人は面倒なことだと思うはずです。
両者の感覚のズレが大きければ大きいほどトラブルの原因にもなります。
特に引継がれる人ほどしっかりと責任感を持たなければなりません。
意外と転職後の引継ぎトラブルの大半は、引継がれる人の責任感不足と経験値不足が原因ともいわれております。
会社から引継ぎ者に選任されたとはいえ、会社側が思っているほど能力がない人もいます。
責任感・経験値不足により引継ぎのトラブルは、本人だけの問題ではなく会社の問題の方が大きいのです。
辞めた会社との付き合い方
辞めた会社とは今後関係性があるがなかろうが気にすることはありません。
なかには、同僚や先輩・後輩とプライベートで付き合いする人もいますが、辞めた会社のことで悩むほどバカらしいことはありません。
私は同業種へ転職をしました。
前の会社とは関係がないといえども、同業種なのでたまにウワサや情報が入ってくることもあります。
これは最初からわかりきっていたことなので、何を言われようが思われようがあまり気にしないようにしてます。
辞めた会社から何かしてくれるわけでもないし、辞めた会社の言うこと聞かなきゃいけないわけでもないですよね。
だから辞めた会社のことなんて正直どうでもいいと思いましょう。
引継ぎでわかった会社の体質
転職を考えていて、これから引継ぎをしていく人は先ほども言ったように
引継ぎする人と引継ぎをされる人の立場と状況を考えて引継ぎしなくてはなりません。
正直、退職による引継ぎが発生するということは
誰かに負荷がかかることになります。
業務負荷がかかればサービス残業も増え、休日出勤もしなくてはならないかもしれません。
でも会社はそんなことまで考えずに、『君しかできない』とか『君だからこそ踏ん張ってくれ』と気休めなことを言ってくることもあるでしょう。
そんなことが積み重なると会社に嫌気が刺して、転職して去っていく人がどこか羨ましくも感じたりします。
羨ましく感じるってことは転職願望が心のどこかにあるかもしれません。
本気で転職しようとまでは考えていないけど、時期がきたら転職したいと思ってたりもします。
どうやって転職するか、どういった業種が自分に合っているかが気になりますよね。
現実に満足してないなら尚更考えてしまうのです。
転職サイトへの登録が転職の始まり
転職するといっても、いざどうやって転職先を探そうかと悩むところです。
ネットで『転職』と検索すれば無数に情報があって、転職サイトはたくさんあります。
情報が多すぎてどこの何がいいのかわからず、結局転職できないまま元の生活に逆戻りだけは避けたいですね。
そこで私なりに厳選したおすすめの転職サイトを3つに絞りました!
この3つになります。
どれも登録は無料のサイトになりますので、とりあえずどんなものか様子を見るって人でも登録だけはしておいてくださいね。
それぞれおすすめポイントを簡単に紹介します。
リクナビNEXT
一番のおすすめは地域・職種問わずあらゆる転職者にマッチする求人を探すことができるリクナビNEXTです。
転職を考えたことがある人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
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すでに転職活動を進めているが上手くいかない人、
転職を考えているが何から始めたらいいかわからない人
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まとめ
転職や退職したあとに辞めた会社からの突然の連絡や呼び出しを受けることは意外と多いのが現実なんです。
引継ぎが上手くいかなかったことによるトラブルも多いです。
そんなトラブルがあったとしても、辞めた会社から呼び出されても行く必要も対応する必要もないです。
仮に辞めたあなたに非があったとしても対応する必要はないのです。
辞めた会社の体質はそういったことでわかるものです。
辞めた人を呼び出したり、依頼してきたり、対応を求めてくるってことは
それだけ対応力と処理能力に欠けた会社だからこそ辞めた人に責任をなすりつけてくるのです。
そんな会社は辞めて大正解です!!
でも、引継ぎはしっかりと行い後任者へバトンタッチしなければなりません。
いい加減な引継ぎにならないためにも、書面や電子化して残すことも大事です。
引継ぐ人も引継がれる人も社会人として責任を持った言動を心がけてくれれば、こういった辞めた後に起こるトラブルは回避できることでしょう。