パワハラ被害は40代のキャリア転職者に多い理由5つ

パワハラといえば、上司や先輩が部下や後輩に横柄な態度をしたり、他の従業員の前で必要以上に叱責したりするイメージがあります。
イメージというか、それがパワハラの象徴といってもいいぐらいですよね。
年上が年下に、役職が上の立場の人が立場の下の人にパワハラするのも多いです。
ここでは、中高年の40代が意外とパワハラ被害に遭っていることについてまとめてみました。
中高年の40代以降がパワハラを受けた時の対処法や、パワハラを受けないためにはどうすればいいのか?
パワハラに悩む中高年に少しでもお役に立てれば幸いです。
キャリアップ転職した40代が受けるパワハラの原因とは?
パワハラは、する人が悪いのは当然だけど、される人も悪いと言われています。
イジメに対する考え方が似てるようにも感じます。
当たり前のことですが、パワハラする人の最も多い特徴は、自分よりも立場の低い人へパワハラをするのです。
そして、自分が今までされてきたことを、自分よりも立場の低い人へ仕返ししてる人もいるぐらいです。
自分がされたことへの恨みを、人に仕返しする。
昔の体育会系の考えなのでしょうか?
けっこう、体育会系の人に見受けられるかもしれません。
中間管理職のイライラによるパワハラ

会社によって中間管理職の立場はさまざまですが、
どこの会社でも、係長や課長の立場の人がパワハラをしがちです。
中間管理職は、会社の部署やチームのいわゆるリーダーです。
リーダーたる立場ゆえに、会社の上層部からの指令を部署やチームに伝達する役目でもあります。
会社の規模が大きくなればなるほど、この伝達係りであるリーダーがキーマンになってくるのは言うまでもありません。
部署やチームの成績が良い時は、この伝令係りは褒められ上層部からは可愛がられます。
その反面、成績が悪くなれば当然のように、この伝令係りは上層部から指導されます。
これが負の連鎖により、自分が指導されれば、自分よりも立場が低い部署やチームのメンバーに同じように指導します。
いや、同じではなく、それ以上の感情が込められた指導をするのです。
結果、これがパワハラが誕生する瞬間なのです!
会社の人選ミス
当然、上層部から指導されたなら、気持ちのよいものではありません。
『何でアイツらのせいで俺が指導されなきゃいけないんだッ!』
『お前のせいで、俺が怒られた!どうしてくれるんだ!』
って、こんなふうに感情的になり、部署やチームのメンバーに必要以上に怒ってしまうのです。
よく考えたらわかりそうですが、会社の係長や課長は中間管理職として、会社の上層部と部下から板挟みされる立場なのです。
それをよく理解している係長や課長の中間管理職であれば、感情を抑えて部署やチームの大切さがわかるはずです。
だから、係長や課長である中間管理職の立場になっているにも関わらず、パワハラしてしまうのは本人の人間力不足が大いに関係してますが、そんな人を中間管理職に選任した会社が悪いのです。
自分の感情をコントロールできない人が、係長や課長になっている人がなんと多いことやらね。
転職者への嫉妬によるパワハラ
転職する理由は人それぞれです。
・給料が安い、休みが少ない
・前職の会社が倒産した
・前職でパワハラを受けた
・キャリアアップ転職
など、転職には人それぞれ理由があります。
そんななかで、キャリアアップ転職してきた人がパワハラを受けるハメになるのです。
実際に私もパワハラを受けた一人です。
しかも同世代の上司にね!
キャリアアップ転職者はパワハラ対象
答えは簡単です。
それは、キャリアップ転職自体に嫉妬しているからです。
もう一つは、キャリアアップ転職してきた人に対する、自分の存在を誇示するためです。
いわば、ルーキーキラーとでも言うのでしょうかね。
キャリアアップ転職者に嫉妬してしまう理由とは?
それは、自分の自信のなさにもあります。
キャリアアップ転職してくる人は、ほとんどが同じ業界や業種からの転職者が多いです。
マレにヘッドハンティングで転職してくる人もいます。
キャリアアップ転職やヘッドハンティングは、言わずもだが会社が欲しい人材ということです。
そんな会社が欲しい人材が、転職とはいえ入社するなら、特に中間管理職の人は心のどこかで対抗心を燃やしているに違いありません。
会社が欲しい人材?
待て待て~、会社が欲しい人材・必要な人材は、俺一人で十分だろがッ!!
俺一人では不服なのか~?
と、経営陣に言いたいかのように嫉妬してしまうのです。
そして、転職者が入社してきたその日から、対抗心をメラメラ燃やしていくのです。
当然、転職してきた人はそんな対抗心をメラメラ燃やされていることなんて知る由もありません。
ここからパワハラ街道は始まるのです。
中間管理職の人は、自分の存在感・自分の実力・そして自分の会社での立場を思う存分アピールするのです。
お前ごときが、いくらキャリアップ転職とはいえ、俺様と同じ釜の飯を食うなんて100年早いわ~!!
と、言わんばかりで押さえつけに入ってきます。
その押さえつけでも、我が道をいくものなら、さらに強引に押さえつけに入ってきます。
まさに、『出る杭は打たれる』といわんばかりに打ってくるのです。
ここで、転職してきたばかりの人が
『この業務、こうした方がいいと思います』
『前職では、こういうやり方でやってましたが、このやり方だと効率悪くないですか?』
こんな意見を言うものなら、
『前職ではそのやり方で通ってたかもしれないけど、ここはここのやり方があるんだ!』
『ここのやり方と、俺の言うことが聞けないのは許さんぞ~!』
って言われて撃沈させられます!
こうなったら、あなたは、この中間管理職のパワハラ街道を一生さまようことになるでしょう。
これがきっかけで、キャリアップ転職したきたにも関わらず、中間管理職の上司と見えない戦いは続くことになるのです。
このキャリアアップ転職の人は、闘争心をもって戦っていけるタイプなのでマシな方です。
中間管理職のパワハラにもなんとか耐えて、自分の生きる道を見いだせるタイプの人もいるぐらいです。
これが、逆のタイプのキャリアアップ転職の人ならどうでしょうか?
会社が欲しい人材・必要な人材と判断して、キャリアアップ転職として採用したのに、
会社が思っていた以下の実力不足な人材だったら.....。
そんな人に限って、実力不足と感じてない人が多いかもしれません。
そんな人に限って、自分は仕事が出来る人と思い込んでいるかもしれまでん。
そんな人に限って、自分が実力以下の分類に入っていると思ってないかもしれません。
まだまだあります。
そんな人に限って、自意識過剰な人かもしれません。
そんな人に限って、入社したばかりなのに態度がでかくなっているかもしれません。
そんな人に限って、謙虚さが足りない人なのかもしれません。
そんな人に限って、空気が読めない人かもしれません。
結局、そんな人は空気が読めないのです。
これが、40代でキャリアアップ転職したあとに起こるパワハラ被害の原因です。
40代キャリアップ転職でパワハラ被害を受けないためには?

40代に限らず20代や30代、50代や60代でも同じようなパワハラ被害が存在します。
では、キャリアップ転職時でパワハラ被害に遭わないようにするには、どうすればいいのか?
それは、
・キャリアップ転職ではパワハラ被害があるかもしれないと事前に理解しておく
・キャリアアップ転職とはいえ余計なプライドは全て捨てておく
・YES or NO の自分の意見は持っておく
・まず1年は耐え忍ぶ
・謙虚な気持ちを常に持つ
この5つに尽きます。
他にも意識しなけばならないことがあります。
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まとめ キャリアップ転職でパワハラ被害を受けないためには
当たり前ですが会社にはいろんな人がいます。
性格も違えば、年齢も違えば、立場も違います。
嫌味を言う人もいれば、無関心な人もいれば、横柄な態度の人もいます。
いろんな人がいます。
だって、人間だもの.....。(相田みつをかッ?)
キャリアップ転職した40代が受けるパワハラの原因を、事前に少しでも理解しておくことにより、パワハラ被害を未然に防ぐことができます。
自分に限ってそんなこと起きないだろうと思っている人ほど、パワハラ被害を受けることになります。
転職者への嫉妬によるパワハラや、キャリアアップ転職をしてくる人がパワハラをされる理由を理解しておく。
普通では考えにくいことや、起こりにくいことが起きるのが社会というものです。
特に、40代でキャリアップ転職するとパワハラ被害が意外と多いのが現実です。
40代でキャリアアップ転職する前に、まず第一に考えてほしいことでもあります。
であれば、これからキャリアップして心機一転に新たな職場で仕事する前に、
普段は考えなくてもいい事でも、事前に理解して意識を深めて、
キャリアップ転職で新たな道を切り開いていきましょう!!
頑張れ!40代!
頑張れ!キャリアアップ転職!!
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